
スタープロレスラーの素顔に迫ったドキュメンタリーの傑作を復刻!
鉄人ルー・テーズからNWA王座の権威を守った最後の王者と絶賛され、アマレス仕込みのテクニックで2年5ヶ月という長期に亘りNWA世界王座に君臨したジャック・ブリスコ。たぐいまれな美貌と傑出した運動能力で黎明期の女子プロレス界を牽引したペニー・バナー。今は亡きプロレス界のスーパースターたちの晩年にインタビューを敢行した貴重な記録を廉価版で復刻。
エリートレスラー、南部の麒麟児/ジャック・ブリスコ
アマレスエリートとして鳴り物入りでプロレス界にデビュー。ダニー・ホッジとの連戦で実力を磨き、2年5ヶ月という長期間にわたりNWA世界王座に君臨した南部の麒麟児。荒々しさや力強さなどとは無縁だったが、確かなテクニックで対戦相手からはその強さを讃えられ、鉄人ルー・テーズが「すべてにおいて文句のつけようがない完璧なレスラー。NWA王座の権威を守った最後の王者」と絶賛したブリスコ。1985年2月に引退。2010年2月1日、68歳で死去。
美貌と運動能力を併せ持つリングの牝豹/ペニー・バナー
女王ファビュラス・ムーラとともに黎明期の女子プロレスを牽引した名レスラー、ペニー・バナー。アスリートとしての能力は非常に高く、その美貌と相まって瞬く間に人気レスラーとなった。NWAテキサス州王者となったのを皮切りに、1956年から1960年にかけNWA世界タッグ王座を3度戴冠。1961年には、新設されたAWA世界王座の初代王者となった。残念ながら日本マットには登場することなく1977年に引退。2008年5月12日、肺がんのためノースカロライナ州シャーロッテで逝去。享年73歳。